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よく「動け!動け!」と念じれば、
脳のシナプス神経が徐々に増え動くようになるといいますよね。
これは片麻痺のリハビリテーションにも応用されています。
事実、私も柔らかいボールを麻痺側の手に握り、
心の中で「握ろ!握ろ!」と念じながら、
毎日10分間のリハビリテーションをしています。
私は右片麻痺で、手も全く動きませんでした。
初めて病院でリハビリを受けた時、
作業療法士に「指が動くイメージを想像してボールを握ってくださいね」
と言われたのです。
「そんなのしても動くわけない」と思いつつ、
言われる通りリハビリをしていました。
数日経ったある日「頼むから動いてみせろ」と念じたら、
後にも先にも一度だけ、大きくボールを掴むことができたのです。
握った瞬間、指全体が痺れるような感覚になったのを
今でも鮮明に覚えています。
脳の運動神経部分が麻痺したわけですから、
そうそう簡単に動くわけがないと思っています。
しかし、毎日繰り返していると「痺れた感覚」が
増えてきたような気がするのです。
クッションボールを強く握ることはできませんが、
今では手元から落ちない程度の強さでクッションボールを
持つことはできるようになりました。
そして今、新しい挑戦をしています。
左手で右手首を持ち「指が開く」イメージを想像して、
日々右手とにらめっこをしています。
握るという行為は、多少なりとも伝達しやすいのですが、
開くという行為は本当に伝達しにくいのです。
思えば思うほど、強く握ってしまうからです。
もう2〜3年、このイメージに取り組んでいます。
まだまだ「指が開く行為」はできません。
しかし、少しでも出来た時の感覚がわかれば、
何かが変わると信じています。
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